【体験レポ】シャッター音なし!iPhone16 PRO カナダ版の購入方法

日常

日本版のiPhoneは、写真を撮る際に必ずシャッター音が鳴る仕様になっている。これが非常に不快に感じることがある。例えば、レストランでの食事中や観光地で静かな場面など、シャッター音が非常にきになる状況が多々ある。
だが海外で日本版のiPhoneを利用しても、シャッター音が鳴らない。おそらくGPSや通信キャリアの電波をもとに位置情報を割り出し、設定が自動変更されているのだろう。
App Storeでは無音カメラと銘打ってさまざまなカメラアプリが提供されているが、純正カメラアプリの使い勝手には勝てない。純正のカメラでシャッター音を消したいなら、海外版のiPhoneを購入するのがベストな選択肢だ。

海外版のスマートフォンを購入する際の注意点

海外版のiPhoneを購入する際には、日本の「技適マーク」が付いているかを必ず確認する必要がある。技適マークとは、日本の電波法に基づき、特定の無線機器が日本国内で合法的に使用できることを証明するものだ。このマークがないスマートフォンを日本で使用することは電波法違反になる可能性があり、以下のような罰則が科される。

  • 1年以下の懲役または100万円以下の罰金
  • 公共性の高い無線局に妨害を与えた場合、5年以下の懲役または250万円以下の罰金

技適マークが付いてない無線機を使用すると電波法違反(※)になる場合があります。
詳しくは、最寄りの総合通信局へお問い合わせ下さい。

問い合わせの際には、無線機の取扱説明書など無線機の種別が分かるもの(わかるもの)がありましたらご準備下さい。

(※電波法違反の場合、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となります。また、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金の対象となります。)

参照元 総務省 電波利用ホームページ:https://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/giteki_mark/

電波法違反は非常に重い罰則が科されるため、技適マークの有無は必ず確認するべきだ。技適マークについて詳しく知りたい場合は、総務省の電波利用ホームページで確認することができる。

どの国で販売されているiPhoneを購入するべきか

技適マークが付いているiPhoneのモデルは、販売されている国によって異なる。今回調査したところ、日本と同じモデル番号のiPhoneは、カナダ、グアム、USバージン諸島、メキシコ、サウジアラビア、中東6か国(イラク、ヨルダン、オマーン、カタール、クウェート、UAE)で販売されており、これらの国で販売されているiPhoneには日本の技適マークが付いている。

Apple公式サイト:https://www.apple.com/jp/iphone/cellular/

日本と同じモデルが販売されている国の中で、国の治安や情勢を考慮すると、カナダ版を選ぶのが無難だろう。

どうやって購入するか?

e-bay

海外版iPhoneを個人輸入する際におすすめのサイトは、世界最大級のオークションサイト「eBay」だ。eBayには日本語版もあり、海外からの個人輸入が非常に簡単に行える。(出品者とのやりとりは英語が必要になる。)購入したいiPhoneのモデル番号で検索すれば、複数の出品者を見つけることができる。安心して購入するためには、評価の多い、かつ評価が高い出品者を選ぶのがポイントだ。

現地に行って購入する

現地で購入する場合、実物を確認してから帰るメリットがあるが、渡航費がかかり、割に合わない。
今回のモデルが販売されている国の中で、一番日本に近い国はグアムだが、iPhoneを購入するためだけに行くメリットはない。
現地のApple Storeで購入するという安心感はあるが、旅行や出張の予定がない限り、わざわざ現地に行く必要はない。

e-bayの利用方法

アカウント登録

まずはeBayで個人アカウントを作成する。作成後、商品を検索して購入するだけだが、このサイトでは販売業者、購入者共に「評価」が非常に重要視されている。評価が低い業者からは誰も商品を買わなくなるし、評価が低い購入者には販売を渋る業者もあるようだ。
新規アカウントで購入する場合、なぜ評価がないのか確認されることがあるが、「個人の購入者であり、自分が利用するために購入している」と説明すれば問題ない。

購入後の流れ

iPhoneを購入すると、予定納期が確定し、通常1週間程度で到着する。発送にはFedExが使用され、追跡番号も提供されるため、荷物の現在地を確認することができる。日本に到着すると、FedExの委託先に荷物が渡されるため、詳細な状況は把握しにくくなるが、納期通りに商品が到着した。

まとめ

海外版のiPhoneを購入するには、技適マークの確認や信頼できる出品者の選定など、いくつかの注意点があるが、それをクリアすれば、日本にいながらシャッター音のない純正カメラアプリが利用でき、快適なiPhoneライフを送ることができる。
海外版のiPhoneを購入しようとしている人の参考になればと思う。

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